今回の旅はダイビングを基点に計画をたてました。 候補に挙がったのがタイのタオ島とマレーシアのペレンティアン島。 アクセス方法から島の雰囲気、ダイブセンターの質、いろいろ考え> 目的地・ペレンティアン島 移動手段・飛行機でできるだけ近くにまで飛ぶ に落ち着きました。 マレーシア航空資本の格安航空会社のAirAsia利用です。激安なので欧州のライアンエアー並を期待していったら 驚きです。きれい、サービスもいい、チェックインもプロフェッショナル! なぜかトラップを下りたところに傘が。主に女性がさしていたので日焼け防止のようです。私たちも真似して。 さて安易な国内の旅のようですが問題は外務省が安全上渡航の延期を進めている地。 どうやって時間ロスを最低限にして移動するか? ≪ここからはディープな旅テクメモです≫ ペレンティアン島に最寄の空港はKota Bahruになります。 KL入りしていれば楽ですが もうバンコク行きのチケットは手配しているのでバンコクを拠点に考えなければいけません。 値段的に有利が手段だと反対に時間ロス。 結局目をつけたのは タイの国境の空港Narathiwat。 ところがこのNarathiwatって問題があるのです。 日本、スウエーデン、どこの外務省の海外安全ページをみても ≪ナラティワート県,ヤラー県,パッタニー県及びソンクラー県の一部 (ジャナ郡,テーパー郡及びサバヨーイ郡) :「渡航の延期をお勧めします。」≫ ということになっています。 最近このルートで国境越えした人はいるのか? ネットで探すとビザ延期に一時出国手段としてこの南タイからマレーシアに出国する人がいるような情報が見つかったのですが これだ!と言う 信頼性のある最新情報は乏しく その代わりに過激派の爆破事件、テロなどそういった情報ばかり湧き出てきます。 不安。。。。 自分の命にかかわることだから 時間や旅費惜しむなんて問題外、とおもいがちだけど 本当においしいルート。英語でサーチするのをやめ、日本語でサーチしてみると、あるではないですか。 日本人のほうがこわいものしらず? それともネットに情報を提供するのがまめ? 最近では7月の頭にこのルートで飛んだ方の情報を見つけ、もし事前に何かあれば即チケットは破り捨てる、ということで AirAsiaの航空券とりました。 もちろん出発前は欠かさずニュースをチェックです。 AirAsiaのチェックイン荷物は有料です。 最低限で15kgから。ただし一人バッグ2個でもOKなので私達コスト節約のために一人が20kg、もう一人が荷物なし、でチケットとりました。私達2人でリュック1個ずつなので一人平均して10kg。私はスーツケースでもたいてい10は行かないので楽勝と気楽に考えてましたが連れが眉間にしわを寄せている。重量オーバーしたら罰金ので20の一個上の重量にしたい、って。 でも手荷物一人8kgOKなので大丈夫よねー。しかも2,3kgなら罰金払っちゃうほうが安いじゃない。 結局二人で15kgでした。 Narathiwatの空港から国境までのアクセス数手段ありますが 到着ロビーのツアーデスクで国境直行のミニバスのチケットをアレンジできる、と英語の情報があったので 迷わずそれに決めていました。 別手段としてナラティワート経由でSungai Kolokまで乗り合いバスを乗り継ぎ移動するとコストが大幅ダウンしますが やっぱり荷物をもっているのと 危険地域ということもあり このシャトルサービスは絶対お勧めです。 写真の黄色い看板のデスクがそうです。バッグ・コンベイヤーベルトのすぐ右。 180Bでした。 立派なミニバン。 ちなみにチケットを手配していたのは私たちだけ。でもミニバンは満席。なぜ? ツアーデスクの笑顔がかわいいお姉さん、到着客の接客サービスをおえると一度デスクを離れ外にでてきて私たちがちゃんとバスに乗れているか確認に来てくれました。親切です。 空港は厳重なセキュリティー。 機関銃を持ったミリタリーが。(カメラをただ持っているフリをしてシャッターをきった隠し写真。自分が写っている。 国境まではやく60kmぐらいだと思います。約一時間。 途中ミリタリーのチェックポイントが数箇所ありましたが スピードダウンした車の乗客の顔をみてそれでおしまい。のどかで平和な雰囲気。道も整備されていて立派。 国境に着きました。 タイ国境のところに(出国入国ブースと同じ緑の屋根の建物建物)ツーリストポリスの交番と観光案内所を発見。 無事国境までたどり着いたわけですが 私たちの旅は帰りもあるわけです。 HatYaiに行くことに決めているのですが 東海岸のKotaBahruからバスで西海岸までわたり、そこからタイに入国するか、それともここから入国して列車もしくはバスでHatYaiまで北上するか。 まだ移動方法を決めてなく、数日前にNarathiwat県で爆破事件もあり ほぼ西海岸経由と決定していたのですが ここの観光案内所で詳しい情報を語っていただきました。 2010年8月中旬現在、 ナラティワート県,ヤラー県,パッタニー県に関しては 海岸沿いを走る高速は問題ないそうです。内陸に入るのは危険だとか。 なのでSungaiKolokで一時間に一本でている乗り合いバスを拾いHatYaiにいく、という手段に決定。地図を見ながら説明をしてもらったのですが 鉄道は内陸を走っています。鉄道は以前襲撃を受けたそうだしマシンガンをもった兵士が乗っている、という英語情報がありました。なんとなく落ち着かないイメージ。ミニバスだと目立たないし 私たちも納得して決心できました。 ちなみにバンコクの空港の観光案内所で上記の2ルートについての意見を聞いたところ、西海岸に回って入国したほうがいい、と忠告されました。 さらにいただいた再入国に関しての注意点です。 ・徒歩で入国する場合のタイ滞在許可期間は14日間。今朝の空港の入国だと一か月分。 ・入国のときにイミグレーション通り抜けるわけでもなく 脇にあるのでいくらでも素通りできます。 ただしもしパスポートにスタンプをもらってない場合、マレーシア側のスタンプはしっかり押されるので 出国のときに問題になるため 必ず入国のスタンプを押してもらうこと。 ・イミグレーションの営業時間はタイ時間朝の5時から夜の9時だったと思います。 ・一時間の時差。 以上。 歩いて川にかかった「フレンドシップ・ブリッジ」をわたるとマレーシア領です。 面白いのがこれ。こっちは出国カードやら入国カードやらまじめに手続きしているのに川のほうを見るとみな船で密入国! マレーシア側では入国したすぐのところにアーケードっぽくなった歩道がありそこを歩いていき、そのアーケードが終わるところにバス停がありました。 29番がKotaBahruに走っています。一人約6リンギット。 一時間半。 国境手前にもバス停があると思うのですがよくわかりませんでした。ちなみに停留所、目印ありません。アーケードが終わるところあたりで待機してバスが着たら手を振りましょう。私はたまたまバス停を探してうろうろしていたらバスが来てそこらでぐたーっとなっていた人たちが(現在ラマダン)そこに集まってきたのでわかったというわけです。
by oceanpig
| 2010-08-17 12:00
| ◇東/南アジア
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